事実を見に行く

こんにちは!

静岡県島田市

心と身体に確かな芯をもたらす マインド&ヘルストレーナー 小澤奈帆です。

 

あなたは、何かうまくいかなくなった時、どんな気持ちになりますか・・・?

 

 

昨日のダンスレッスンで、一人のメンバーの一つの行動が少し気になりました。

 

ストレッチや筋トレのエクササイズが終わり

ダンスの基本であるターンの練習を各自でやってもらっていた時の様子です。

 

いつも、時間を決めて

その時間の中で、”自分のやるべき練習をやる”

をやっていた時の様子です。

 

ある一人のメンバーが

シングルのターンは上手にいくけど

ダブルのターンが、なかなか上手くまわることができない・・・?

 

そんなシーンがありました。

 

私はこの時間は、それぞれの”やるべき”や”やりたい”を尊重するため

黙って、メンバーの様子を観察しています。

 

いちいち、先生が口出しをして

全てを1から丁寧に教える

は、本人の進化ポイントの成長を止めてしまうので

 

ある程度、教えてある技術については

各自で練習をしてもらいます。

 

昨日の彼女は

いつもと違いました。

 

先週も先々週もできていた

ダブルのターンがまわれなくなっていたのです。

 

まぁ、よくあることです。

 

未だに

私も、そのようなことが起きますから・・・。

何十年も踊っているけれど

上手にできない時には、必ず理由があります。

 

観察していると

どうも、ダンスシューズに違和感を感じるような素振りをしていました。

 

何度まわっても

上手くまわることができない様子で

それをダンスシューズにぶつけている様子で

 

何度も、シューズの裏側を見たり

床にこすりつけたり

トントン音を立てて

その上手くできないをシューズにぶつけているようでした。

 

私は、それでも黙って観察していました。

 

他のメンバーに目線を送っていながらも

すぐ近くにいた彼女のことも、しっかり観察です。

 

この辺は

演技も多少入る・・・。笑

 

 

で、私は気づいていました。

 

・軸が取れていない

・腹圧がかかっていない

・腕が落ちている

・首が切れていない(ターンをまわる時に、目線を正面に残したまま、クルっとまわると上手にまわれます)

・軸足にパッセの足がついていない(片足を軸に、もう片足は膝を曲げて軸足につけてまわると上手にまわれます)

 

 

全体的に、基礎となる身体の使い方が崩れていました。

 

そのような状態を自分ではわからずにいるのか・・・?

調子の悪さをごまかしているのか・・・?

 

と、想像してみました。

 

でも、先週までは上手にまわれていたし

進化ポイント満載でしたから

 

ダンスシューズのせいではないことを私はわかっていました。

 

もう、時間も迫っていたのですが

一度、全体の動きを止めてもらい

 

全体のメンバーに伝えるように、私は話をしました。

 

 

『今までできていたことができない時には

何か必ず原因があることを知っておこう。

 

そして、できている時には

どこがどうで、できるようになったかを覚えておこう。

 

ターンがまわれるようになったのは

”奇跡”ではなくて

必ずまわれるという法則を守っているからまわれる。

 

今日の自分は

その法則を守って身体を動かしているか

 

必ず、その行動の裏付けを考えながらやってみた方がいいよ。

 

自分のできるポイント、勝ちポイントを必ず覚えておこう!』

 

細かい説明はしていません。

軸、手、足、、、

など、私が気づいていたことは

あえて伝えずに

”できるポイントを思い出してごらん!”

そんな話をしました。

 

その後、再び

各自の練習時間を3分延長し

彼女の動きを観察していました。

 

そしたら

基礎に戻り

一つひとつの細かい動きを確認して

ダブルのターンは、いとも簡単にまわれたのです。

 

しかも、何度も何回も

先週、先々週と同じように・・・。

 

私は、とっても嬉しくなりました。

 

そして、彼女の表情もパッと明るくなり

 

それまで、ダンスシューズのせいにしていたような行為は

一切、しなくなったのです。

 

道具のせいにしてしまうのは

簡単だけど

 

そうではなくて

自分の何が足りてなくて

どこに原因があったか

 

その事実を見に行くことができた時

どう、動けば良いのかを考える。

 

そして、それは

どうして上手くいかなかったのかを探る。

 

今日の彼女は

行動と解釈が

もしかしたら逆になっていたかもしれません。

それでも、できた!が最後に残ったから

晴れ晴れとした表情になり

自信に繋がったと思います。

 

 

現場にいた私も冷静でした。

 

事実ちゃんと見に行く。

 

これができていたから。

 

そして、ノートにさえ書かなかった(現実問題、ダンスのレッスン中にノートには書けないです・・・)けれど

頭の中で、

なんで?それで?の解釈を噛みくだし

 

その後

だからどうする?の行動を明確にする

 

ことで、メンバーへの伝え方を工夫してみました。

 

 

その彼女一人に伝えてしまうのは簡単で

手取り足取り教えてあげるのも優しさです。

 

でも私は

方眼ノートトレーナーとして教えていただいた

◯◯◯ない教育を実践しています。

 

本当に伝えたいことではなく

本人に考えてもらうためのアシスト。

 

今日は、これが私なりに上手にできて

”あー良かった!!”

この一言に尽きます。

 

 

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指導をされている方には

 

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毎日、方眼ノートを書いている私は

今日は現場で、そのスキルを使えました。

 

とっさの判断も

事実・解釈・行動

 

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ツールだけどツールにとどまらない

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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