20歳の自分へのプレゼント

先日、ピラティスの生徒さんと
なぜか、そんな話題になったんです。

 

貴金属の話をしていたかな〜・・・？

いつも素敵なブレスレットをされているので
何かの記念のものとか
きっと思い入れがあるのかな・・・？

って勝手に思っていたんです。

 

伺ってみたら
息子さんの進学の際に、記念に購入されたものとのこと。

 

きっと、巣立っていく息子さんの成長と
母として子離れしていく覚悟を決めて
そっと、その左腕に添えるものになったのかな〜って

 

なんて素敵なエピソードでしょう・・・。

 

とても心が温かくなりました。

 

その流れで
わたしがいつもはめている指輪の話になって・・・。

 

今日はここにも記しておこうと思います。

 

 

わたし、２０歳の時に
大人になった記念にと

自分に指輪をプレゼントしたんです。

 

実は、両親からも指輪のプレゼントをいただきました。

それはそれで
とっても嬉しかったんです。

 

一人の大人としての自立

を両親にも喜んでもらえたのがわかる出来事でした。

 

指輪を渡してくれた時の、母の表情を今でも覚えているんです。
優しさと慈愛に溢れていました。

娘が成人するって
そんなに感慨深いものなのかな〜って
その時は漠然としていたけど

親になった今ならわかる気がする。

 

両親から贈ってもらった指輪は
なんだか大切にしすぎているなぁ〜って思いますね。

 

話を戻して
自分で自分に贈った指輪。

その頃の自分にとっては、高価な買い物でした。

 

大人になった記念だからって
実は、産まれて初めてローンを組んで購入したんです。

 

あんまりお金の知識もなかったけど
毎月、定額で支払っていく仕組みに

大人になって働いていく

みたいな覚悟を持ちたかったような

そんな記憶があります。

 

この指輪
今でも毎日はめています。
（※掲載している写真はイメージです）

 

もう、自分の身体の一部みたいな感じかな・・・？！

 

物にもエネルギーがあり
生命を宿している

という意味では

たぶん、自分の中で
なかなかの上位に入る

大切なもの

になっています。

 

この指輪を朝はめるとき

「おはよ！今日もよろしくね。」って

心で声をかけます。

 

そういえば、口では伝えてなかったかも・・・。

 

そして
１日が終わってお風呂に入る前に
その指輪をはずすとき

「今日もありがと。」って

心で声をかけます。

 

こうやって
わたしの毎日のスタートとゴールを共にする仲間。

 

この子は
わたしの人生のいろんなシーンを共にしてもらってきたんだよな〜。

 

人生の酸いも甘いも共にしてきてくれた。

 

感謝しかないな〜。

 

あなたの人生で大切にしている物はありますか？

その物には、どんなエピソードがありますか？

 

たまには、そんな少しロマンチックなことを
考える時間があっても良いかもしれませんね。

 

優しくなれますね・・・。