100点中46点がどうした?

先週、息子(高1)も娘(中1)も
入学してすぐの定期テストがあったんです。

 

テスト前の勉強は
二人ともそれなりにしている様子(←リビング勉強なので何かやってるのは見えてる)
だったし

初回のテストは
その学校の特色もあるでしょうし

そんなに気負わなくても良いと思っていて・・・
まぁ、1年1学期の初回ですからね・・・。

 

その反面、初期セットも大切だとも思うので

”初回から飛ばしていこう!”

という見方も考え方も
少しは思うこともあります。

 

それを私が思ったところで
やるのは本人たちなので
まぁまぁまぁというところでしょうか・・・。

 

結果が続々と出揃ってきました。

息子氏。

なんの教科が得意とかそうでないとか
それも私にはあまり関心がなくて
本人が好きなようにやっていけば良いと思っているんですよね。

 

放任主義とかでなく
『自分で考えて行動する』

を実践して欲しいので、とやかく言わないでいる。

 

相談されたら、真剣に耳を傾ける。

私のスタンスはここです。

 

で、テスト結果。
得意でない科目が英語のようで・・・

その中でも英語なんとかっていう科目
(高校生ともなると、細分化されていて、もはやなんの科目があるか私にはわからない・・・)

100点中、46点だったようです。

包み隠さず
点数を言ってくるあたりが

まだ可愛いと思っているし

その辺の風通しは良い方だと思っています。
(自分の過去を振り返ると、テスト点を親に伝えることは躊躇していたから・・・)

 

息子はその点数を伝える前に
「マジ、最悪だった・・・。赤点にはならないけん、ちょいやばい・・・」

 

と私は聞いてもいないし、探りも入れてないけど
彼の方から伝えてきてくれたので黙って聞いていました。

 

私、その点数を聞いた時

「良かったじゃん!上等上等。すごく良い結果だったね!」

って言ったんですよ。
(ホントに思っていて、私の学生時代はもっと点数が高くなかったことも何度もあるし・・・)

そしたらね
息子、目をまんまるくして

「マジでそんなこと言ってる?46点だよ、よんじゅうろくてん」

 

って、とても信じられなそうな表情で言ってきたんですよね。
(この時点で点数は低くないと思っているのは事実だから)

 

で私:「うん、めっちゃすごいと思う」

って伝えたら

 

息子:「なんでそう言える?頭おかしいんじゃないの?」

 

私:「だって、まだここからの伸びしろがありすぎて、楽しみでしかない」

 

って伝えたら

 

息子「まぁ、そうだけどさぁ〜」

 

って、なんか納得できてない様子・・・。
私は心の中で叫んだんです。

『あなた、何年私の息子やってますかーーー?』って。笑

 

『テストの点数、とやかく言ったこと・・・あります?』

いや、実際はあります。
受験前の高校を決めていく時期は
「チャレンジングな志望校にしたから
そのためには、目標設定はしていこう!」
そのくらいのことは伝えていました。

 

 

目標を持って挑んでいくこと以外、そもそも道は拓けないですからね。

テスト点が良かろうが悪かろうが
あまり、そこはどうでも良くて

その過程で
どこまで自分が勉強したか

とか

ここまで頑張ってどうだったとか

って

本人の物差しの尺度で
ちゃんとわかっているはずなんですよね。

 

 

この私の反応を聞いて
もともと息子は私になんて言って欲しかったのかはわかりませんが

ちょっと期待はずれだった様子・・・。

 

中学生の頃にも言われたことがあるんです。

「テストの点数のことで、友達はみんな親に怒られたりするみたいだけど
なんで俺には何も言わないの?
むしろ、何か言って欲しい・・・」

って。

「えーーーなんで私は怒らなくてはいけないの?
イライラしたり怒るエネルギーを使うなら
ケラケラ笑っていたいんですけどーーーー」

って言ったら

「話になんねー」

と言って
今回同様、呆れていました。

私はそんな感じなのです。

これは、ずいぶん前からそうで
たぶん、自分が育ってきた環境も影響しています。

私の母は、勉強のことについては
ほとんど何も言わない人でした。

『なんで言わないんだろう・・・』
って思ったこともあったかな・・・。

それは、今の息子と同じなのか・・・。

この母のもとで育ってきた影響もあると思いますが

『点数で人を判断するのが得意でない』

わけですよ。
以前、学校でダンスの授業を担当していた18年くらい
苦痛で仕方ありませんでした。

『成績をつける』

仕事もあったから・・・。

 

うわぁ〜
大好きなダンスで点数をつけるって良くないよねーーー
ってずーーー〜っと思っていましたね。

それも限界がきて
学校現場から去ったのも事実です。

ダンスを教えるのは、成績がつく学校でなくてもいい
と言う結論です。

むしろ、学校で教えてもらえないことを
私は伝えていきたい!

って思ったから、スタジオのメンバーには
いろんな角度での教育に力を入れています。

 

話はそれましたが・・・

私に報告しても
なんの刺激にもならなかった息子氏・・・

他の教科では、その英語の倍くらいの点数を叩き出してきたりもしているから
(私にとってはブラボー!!としか言いようがない・・・笑)

たまたまの英語の点数が目立って見えるのかもしれません。

 

気を取り直して
また日常生活を送っています。

進学校なので課題も多いらしく
部活から帰宅後も

スマホ時間を満喫しながらも
深夜まで勉強に励んでいますし

今朝も朝食そっちのけで
何やらノートに書き込んでいる姿をがありました。

こうやって
自分で選んだ道で迷いながらも

苦労しながらでも
チャレンジしている日々。
ここに、最大の価値があるのだと思います。

 

結果は結果でしかなく
その結果に向けて
どう積み重ねてきたか

そっちの方がいかに重要かって

人生もまた同じですよね。

 

こういう穏やかな気持ちでいれるのは

もちろん、あのノートのおかげ。
成長を見守る。

 

この一言に尽きます。

 

良いも悪いもない。

 

全てマルの世界って
とっても生きやすいですね!

 

 

 

 

 

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