高校生の息子から「ワンピース貸して!」って言われた件。

絶えずあなたを
何者かに変えようとする
世界の中で
自分らしくあり続けること。
それがもっとも
素晴らしい偉業である。

ラルフ・ワルド・エマーソン[哲学者]

 

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思春期真っ盛りの
高校生の息子から

「黒いマントみたいな衣装ある?」
「かわいいピンクっぽいので
男でも着れそうなのある?」

 

「カラフルな感じで
かわいい感じのとか
ちょっとセクシーみたいなのある?」

 

私は一瞬、耳を疑いました。

 

人生の舞台を書き換えられるようにする

Life Stageトレーナーの小澤奈帆です。

 

ここ最近、
あんこ好きな息子と
『あんバターの美味しい食べ方』を
研究するようになり

いつもに増して
母息子の会話が多くなりました。

 

ひと頃に比べると
とても穏やかな関係性が構築されました。

 

息子と過ごせる
あと約2年の生活。

 

時間に限りがあるから
”今”という瞬間を大切にしています。
最近の息子のブームになっている
義母が作ってくれたお餅を焼いて

その上にあんこを乗せて
食べながら

 

「いろいろさぁ~衣装、持ってるじゃん?それ、借りてもいい?」

 

と、言ってきたのが月曜の夜のことでした。

 

急になに?
と、いう感じで
ちょっと笑えてきましたが

 

息子からの要望ですもん。
「いいよ、いいよー!いくらでもあるよー!」

と、ニヤけながら即答しました。

 

「いや、俺が着るんじゃないよ。
文化祭で劇をやるから
それで、なんか使えそうなのあったらと思って・・・」

と、着地点がわかりました。

最近は、ジェンダーレスな世の中になってきましたしね。

 

 

息子が
私の持っているダンス衣装が

どれだけあるかは
わかっていないかもだけど

ある程度のものは
調達できると考えたのでしょう。

 

クラスのみんなに
どんな風に

「俺っちになんかあるかも!?」

と言ったかはわかりませんが・・・。

 

スタジオの倉庫が二つあり
大きい方は、衣装専用倉庫になっています。

 

スタジオで使った衣装や
私や娘の使った衣装や
小物や大道具など
とにかく結構な在庫を抱えています。

 

それを伝えると

「明日の夜、見せてー!」と・・・。

 

夜のピラティスのレッスンが終わった頃に

本当に息子は
スタジオまでやってきました。

 

一緒に倉庫の中を見て
あーでもないこーでもないと
探しに探した何着かを
今朝、学校に持っていきました。

 

男ものもあれば
女性用のワンピースや
オールインワンのパンツなど。

 

衣装係のお友達に写メを送ったりして
昨晩は盛り上がっていたようです。

 

クラスの女の子が
それらを見てどう思うかも
とても興味深いところです。

 

息子は、ダンスには興味を示しませんでした。

お母さんが先生
と、いう時点で
シャッターが降りたようです。

踊ってくれたら
きっと良きダンサーになったと思いますが

 

それは彼の人生。
私の思いを押し付けることはしませんでした。

 

でも、こうやって
母の仕事を理解してくれて
時に、頼ってくれることが
嬉しいなって思います。

 

その衣装が
どんな活用をされるかは

私は文化祭には観には行けませんが

きっと
楽しくやってくれると思います。

 

お友達に

「母がダンスの先生だからこんな奇抜のもあるんだよ。」

って言いなよーって伝えました。

 

普通のお母さんが
着ないような衣装ばかりを
持っていきましたからね。

 

この話の続きが
どう展開されていくか楽しみです。

お母さんが
元気でハッピーで笑顔で楽しく過ごせいれば
家族みんながハッピーでいられますね。

 

どんなことがあっても
小さな一つひとつを拾いすぎず
デーンと構えて過ごす。

 

お子さんの顔色を伺うのではなく
自分のご機嫌を整えていくことが
最優先ですね!

 

 

さぁ、今日も笑っていきましょう!

 

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