新年度に提出する書類の、長所と短所の書き方。

薬を10錠飲むよりも
心から笑ったほうが
ずっと効果があるはず。

アンネ・フランク[作家]

 

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突然ですが、
自分の長所を
すぐに答えることができますか?

短所はどんなところですか?

お子さんの長所ってどんなところですか?

お子さんの短所って・・・?

 

よく、自己紹介などで
このような質問をさせることが昔はありましたが

今でもこういう質問をしているのですかね?

この長所と短所について・・・

 

今朝は、素敵女子の会で
朝活ミーティングシェア会でした。

その話の中で
私の中での気づきがあったので

そのことについて
書きたいと思います。

 

新年度がスタートして2ヶ月ですが
2ヶ月とは思えないほどの
濃厚な日々をお過ごしの方も多いと思います。

 

新入社員の育成

GW

母の日

などなど、世の中の休日や記念日もありましたね。

 

特にお子さんがいらっしゃる方は、

定期テスト
修学旅行
運動会・体育祭
文化祭

など・・・

学校行事のオンパレードですね。

 

それだけ、時代の流れが速いということと
お母さんやお父さんは
家庭のことだけでなく
お仕事もされて
趣味も楽しんで

お子さんとの関わる時間も大切にして・・・

関わる人の分だけ
心と時間を費やしているわけですから
充実していますよね!

 

新年度がスタートする時に
学校に提出する書類の中に

 

特に小学生は
お子さんの個性について質問される用紙があると思います。

 

その項目の中に
お子さんの長所・短所を書く欄がありませんか?

 

特に『短所』という欄に
皆さんは、どのようなお子さんの特性を書かれていますか?

 

今日の素敵女子の会で
あるメンバーのこの話に
私のアンテナは、ピン!と立ちました。

 

この質問て、いらなくない?です?

 

長所・短所は
どんどん変わっていくし
得意か不得意かの話も
できるかできないか、
みたいにジャッジするのは

 

もしかしたら
大人の解釈なだけな気がするんですよね。

 

この長所・短所の質問て
今の時代に合っていますかね?
と、勝手に解釈が盛り上がった次第です。

 

できることの伸ばしていく。
得意なことを仕事に生かしていく。

と言う、時代の流れの中で

 

こういったお子さんの特性を書かせるのって
新しい担任の先生が
この親が書いた情報を元に
『この子はそういう子なんだ!』
という、ちょっとしたイロメガネで
お子さんを判断する材料になりませんか?

 

だとしたら、
その質問に答える
親の目線が
お子さんに対して、どう向いているかによって
表現の仕方が変わるよね、って思ったのです。

 

私もこの書類を書いていました。

短所

・人見知りです。

・場所見知りです。

・初めての場所や人が得意でありません。

・大勢の人の前で発言することが得意ではありません。

 

などと・・・。

 

長所を書く時には、スラスラと書けていたことが
短所になった途端に、ペンの進みが遅くなる。
これって、私だけの現象でしょうか?

 

短所をスラスラ書けるお母さん、いらっしゃいますか?

脳がそれだけ、拒んでいるなら
その欄は空欄でいい、と思いました。

 

今日、皆さんとシェアしたのは

「短所は、
これから成長していくための伸び代と受け止めているので
『短所は、ありません』。
こうやって、親が言いきって良いよね?!」

という話でした。

 

上手にできることも
上手にできないことも
全部ひっくるめてその人(その子)なのだから、
あえて長所と短所という書き方をしなくていい。

 

同じ内容でも
違う質問の仕方なら、書きやすくなるかもしれません。

 

長所なら

お子さんの好きなことは何ですか?

得意にしていることはなんですか?

どんなことに夢中になりますか?

 

短所なら

お子さんの好きでないことは何ですか?

(ここでは、嫌いなこととは言わない。)

やりづらいことは何ですか?

得意でないことは何ですか?

 

このくらいの聞かれ方なら答えやすいかもしれないけど・・・
でもやっぱり、短所的な部分は
省いていい気がしますね。

 

得意なことがわかっていれば、
そこを伸ばしていけばいいし

 

得意でないことは
そこには書かれていないわけですから

 

汲み取る力がある指導者なら
そこは配慮していけばいい話ですからね。

 

ともあれ
その調査票(わお!この言葉も若干ポジティブでないですね・・・)
を書いたところで

現場で起きていることが重視されますから

この紙をどれだけの先生方が
情報として受け取っているかは
私たちにはわからないわけです。

 

こういった
ちょっとした提出書類の書き方も

親である私たちは
表現方法を
試されていきます。

 

ちなみに
私が最近、書かせて頂いた
テスト個表の親の署名欄に
親から書く欄はなかったのですが、

『進化ポイント満載で
これからの成長が楽しみです。』

と、余白に勝手に書かせていただきました。笑

 

来年度は、提出するあの書類の時に
今日のこのことを
チラッと思い出していただけたら幸いです。

 

 

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