練習は裏切らない

こんにちは!

静岡県島田市

心と身体に確かな芯をもたらす マインド&トレーナーの小澤奈帆です。

 

 

あなたは、地道な練習や緻密な作業は、好きな方ですか・・・?

 

私は・・・得意ではありません。

 

好きですか?の質問に対して、得意ではないと答える・・・。

 

好きではない、と断言できないな、と思ったからです。

 

日本語の表現て、同じような意味合いでも言葉が変わったり

同じ音で聞こえる言葉でも、意味合いが違ったり・・・

独特だなぁ〜と思います。

あ、言葉遊びのエピソードは、私ずっと思っていたことがあるので、また記事にしたいと思います。

 

『練習は裏切らない』

これは、私が独身時代に10年以上通っていたダンススタジオの先生から言われていた言葉です。

 

メンタルが激弱だった私は・・・それについては こちらのブログから

よく、この言葉を声に出して、自分に言い聞かせて練習をしていました。

あえて、声に出していたんですよね。

耳から聞こえる自分の声を、脳と身体に記憶させようとしていました。

地道なストレッチとか

積み重ねる筋トレって

なかなか、好きではなくて・・・。

レッスンの前半のこの時間が、あまり好きではなかったのです。

 

 

でも、

でもでも、

 

実際に自分が先生になると・・・

ダンス初心者のメンバーに対して

この言葉、よく伝えるようになりました。

 

みんなもストレッチや筋トレが好きではなさそうだし、

細かい反復練習も飽きてしまう。

 

そして、公演やイベントの本番前になると

作品を踊るのは、何回でも踊りたい!ってなる。

 

気持ちはわかります。

 

音楽に合わせて踊る

フォーメーション移動があったり

衣装着用があったり

全体が出来上がっていく様がありありとわかるし、

何しろ、楽しすぎますから〜!!

 

でもその作品の中で

例えば、足を耳の横まで上げたかった場合

軸足の膝が曲がっていたら・・・?

仮に上がったとしても、その足につられて身体が曲がっていたら・・・?

仮に軸が取れて足が上がったとしても、つま先が伸びてなくて内側に内旋していたら・・・?

 

かっこ悪いわけですよ。

 

見ていて美しくないのです。

 

あ〜もう一歩だよね〜〜〜ってなりますね?!

 

 

ってことは、何をすれば良い?

足が上がるための柔軟性。

前後に、左右に、斜めに、、、あらゆる角度で柔らかくしたいですよね。

ペターんていくのが、理想です。

 

股関節の筋力。

足を上げた時にその足を支える筋力、必要です。

軸を取るのには、やはり腹筋力、体幹がなければきっと支えきれないでしょう。

 

 

ってことは・・・?

やっぱり、レッスンの前半のストレッチや筋トレ、アイソレーションなど

ダンスに必要な柔軟性と筋力トレーニングは必須です。

 

ほとんどのメンバーが、早く踊りたがります。

カウント練習よりも、音付き練習、大好きです。

 

ですが、やはりキホンのキは、外せない。

だから、なるべく端折らずに、地道なトレーニングはしていきます。

 

 

って、これ

ダンスだけではなくて

どんなスポーツでも

どんな芸術も習い事も

全て共通。

 

『練習は裏切らない』

 

 

実は昨日、バレエのお教室の公演を観に行ってきました。

4月開催が延期になり、7月開催。

 

3ヶ月の延期、先が見えない不安な中

本番ができるかどうなのかわからない中

スタジオでのレッスンも休講となり

主宰の先生や生徒さんの胸中を思うと

想像しても計り知れないものがあっただろうと

勝手ながら感じて

 

だからこそ

本番を無事に迎えることができたことや

制限ありの中でも客席にお客様が座っていてくれることや

スポットを浴びて、大音量で空気を切って踊りきることへの

感謝は

格別だろうなぁと

 

他人事とは思えない、なんとも言えない気持ちで

久しぶりの客席に座らせて頂きました。

 

そこで繰り広げられる

ダンサーのしなやかさ

あ、ここではバレリーナと表現するかな?

 

身体のライン

 

が、とってもとってっも美しくて

 

この日のために、培われてきたものが表現されていました。

 

みなさん、ステイホーム中でも

自宅での練習をしていたんだろうなぁ・・・と予測がついたのです。

 

 

感動でしたし

 

芸術は自粛してはいけないなって改めて思いましたし

 

私も、まだまだ頑張ろうって思いました。

 

 

まさに

『練習は裏切らない』

の裏付けを見させて頂きました。

 

 

 

ダンスは、踊ることが楽しいし

それが一つの目的のようにも思うかもしれませんが、

 

私はもう一歩、

ダンスを通して何を学べたか

何を感じているか

 

も大切だと思っています。

 

プロのダンサーになるとしても

ダンスの技術だけ長けていれば、なれるものではなく

 

厳しいオーディションに勝ち抜いて

短期間で仕上げなくてはならない作品でも、完璧なものを求められる

 

と言う時に試されるのが

 

やはりメンタルの強さでなはいでしょうか・・・・?

 

 

どんなスポーツでも

どんな芸術でも

どんな学びでも

どんな仕事でも

 

やはり、メンタルが全てですよね。

 

何が起きているかの事実を知り

どう思っているかの自分の解釈を探り

そこからどう行動に移していくか・・・

私は、方眼ノートで

自分のマインドを整えられるようになりました。

感情的になることが、だいぶ減りました。

 

講座はこちら・・・ 対面   オンライン

 

これをレッスンに生かして

指導の言葉を変えてみたら

6月のレッスンで明らかに二人のメンバーの進化が確認できました。

それは、ちょっとした瞬間に起きた

『できた!』が

『何回もできるようになった!』が裏付けされ確かな技術力を得たと思います。

 

まさに、長年の練習の積み重ねの結果でした。

そして、瞬間に起きた奇跡が確信に変わっていくのは嬉しいものです。

これ、もう少し検証していきますけどね。

 

 

今日もお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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